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ドラマ『相棒』の物悲しい~BGM  挿入歌『碑前の復讐(主よ憐れみたまえ)』 [日本ドラマ]

この曲、なんともやるせない気分になるんですよ。
バイオリズムが落ちている時に聴くと
今までの人生の中で
悲しかった数々のことがブワーっと一気思い出され涙が出るかも。

そんな不思議なメロディです。

歌詞は日本語ではない、です。
どうもラテン語っぽい響きで、うたっている人も男性みたいです。
かなり高音なので、カウンターテーナー?

検索すると池頼広氏のオリジナル曲という説と
バッハのマタイ受難曲が原曲という説と色々ありまして…。
どっちなのか気になります。

最近のストーリーでは元日に放送された『聖戦』のラストシーンで使われてました。
南果歩が狂気の母を演じていましたねえ。
事故で亡くなった息子の復讐を果たすところから話は始まるんですが、
いや~、なんだかねぇ…
という救いようがないラストでしたわ。

下記のアマゾンHPで試聴ができますので、
どんなメロディか聴いてみてください。
(下の方にあります)

20 碑前の復讐   



相棒 劇場版II オリジナル・サウンドトラック

相棒 劇場版II オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: 池頼広,池頼広,サントラ
  • 出版社/メーカー: avex io
  • 発売日: 2010/12/22
  • メディア: CD



このサウンドトラック版、寝る時にかけてるんですが、
途中右京さんの声が入ってるのでビックリして起きちゃいましたよ…(汗)

草燃える   陳和卿、実朝暗殺、そして承久の乱 [日本ドラマ]

下書き保存したまま忘れていた記事です(汗)

最終回を迎えました、「草燃える」。
見逃しが多々あるので、また最初から観たい!です。

「草燃える」、最後のクライマックスは「源実朝暗殺」。
とその前に陳和卿(ちんなけい)との茶番劇が…。

茶番といっても、陳和卿と実朝にとっては真剣そのものだったんでしょう。
宋へ帰る、宋へ渡る(逃げる)ことは…。

陳和卿とは…
宋の工人、平重衡によって灰と化した東大寺再建作業を重源(入宋経験あり)と一緒に行う。
五年後、大仏開眼にこぎつけたが、重源と不仲になり鎌倉へ流れ、
源実朝に「あなたは前世において私の師だった、あなたは医王山長老の生まれ変わりだ」と
そそのかし(!)宋へ一緒に行こうと誘い、船を作らせるが、進水できず失敗。

その後、彼は無事に宋に帰れたのだろうか??

(1217年といえば、金とゴタゴタしている頃ですな、というかもろ英雄伝の時代じゃないですか…)

船が海に浮かばなかったのは、やはり北条が船に小細工したんでしょうかねえ。
あ~、なんかもうここまでくるとすべて北条の陰謀に見えて仕方ないですわ。

常にいつか誰かに殺されるんじゃないかと脅える実朝は、宋へ渡ろうとするが失敗…。
(そうそう、材木座海岸には以前よく宋時代の陶器が砂浜から出てたりしたんですよね)


三浦氏三男、駒若とHな男同士な関係の頼家の子、公暁。
三浦にそそのかれ、実朝と北条義時の暗殺を計画するわけですが…。
お、妙に艶かしい駒若、よく見ると「京本政樹」だった!(爆)
この駒若はのちの「三浦光村」ですな…

(光村は現在、時代劇チャンネルにて再放送中の「北条時宗」の第一話にでてきます)

1月27日の酉の刻(午後6時)、天候は雪、という悪条件の中で儀式は進み、
八幡宮階段横の大銀杏から躍り出た公暁に実朝は首をとられるわけです。

幼い頃から、この階段を上ろうとすると母から公暁伝説を聞かされていたので、
しばらくトラウマになっていた私。
あの大銀杏の後ろからおっかない顔した坊さんが飛び出してくるんじゃないかと
脅えていた小学生、阿銀…(爆)
その大銀杏もこの前、強風で倒れていましたましたが…(汗)

あ~、やはり好きな時代の大河はおもしろいね。
展開がわかっていても、次回が楽しみになる。

それに比べ、現大河ドラマは…。
今度こそ最終回までみるぞ!と誓いつつも、
興味のない時代なので、3話目くらいでフェードアウト…。
大河は幕末ものがなにげに多いね…。
もっと飛鳥~鎌倉時代のをやって~!(切願)

草燃える  比企滅亡   [日本ドラマ]

以前、漢詩の会を鎌倉の比企ヶ谷(ひきがやつ)で催したことがあります(昔はヒマだったな~)
数名の生徒さんたちと先生一人、各所好きな場所に散らばって漢詩を作ります。
比企ヶ谷は、北条一族に滅ぼされた比企一族が居住していた谷戸。
鎌倉駅からもほど近く、谷の入り口には幼稚園が、その先には妙本寺がありまして、
奥にいけばいくほど、自然の残る風光明媚な場所です。
この妙本寺には比企一族、一幡のお墓があります。

メンバーはおのおの、自然を、比企一族滅亡などの歴史を詠んでいきます。
皆さん漢詩作りの初心者の人ばかりだったので、先生に相談しながら進めていきました。
韻を踏まないと駄目なので、中国語の発音を訊いたり、辞書で調べたりと和やか雰囲気で
時間は過ぎていき…。

こんなおだやかな谷がかつて凄惨な舞台になった場所だったのかと不思議な気分になりましたね。

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北条政子と亡き殿、源頼朝   う、光ってしまった、写真を写すって難しい…


今回の大河ドラマ「草燃える」は、その比企一族の滅亡の巻。

武侠ドラマと同じように突っ込みを…(笑)

◎危篤になった頼家のそばに祖父の北条時政、舅の比企能員、母政子が付き添うのはわかるが、夫、全成(頼朝の義弟、義経の実兄)を頼家&比企に殺された安波局(政子妹)が、一緒にいるというのは、不自然では?
絶対に一服盛りそう~、って盛った結果がこれか?>頼家危篤

そもそも、この比企を討つきっかけとなったのが、彼らに全成が処刑されたから。
全成は義経の実兄、つまり母は常盤御前なんですが、どのドラマでも頼朝&義経の影になって地味~な存在。
このドラマが一番彼に光を当てているんじゃないかな?
頼朝時代は、義経や範頼と同じ轍を踏まないように、慎重派だった彼が、
甥の頼家の時代になったとたん、この始末…。


◎北条氏の騙まし討ちとも知らず、のこのこと供養堂へ出かける能員。それを必死で止める妻。
第六感は女の方が強いのねえ。

結局比企能員はそこで討たれ、比企の館は攻められ、頼家の外戚はすべて灰と化す

◎政子へ向けての恨み言を残し、比企の妻と娘、若狭局は、頼家との子、一幡を抱いたまま炎の中へ。
比企妻の傲慢さや、若狭局の政子に対するタメ口などの悪態は、ここで殺されても仕方ないと視聴者へ納得させるためだったんだね~。

実際、北条政子@岩下志麻姐さんに芝居といえども楯突いていた、若狭局@白都真理は相当ビビッていたにちがいない!
北条政子→日本で一二を争う、猛女、岩下志麻姐さん→元祖極道の妻が合体したこのキャラに立ち向かうのは、相当勇気がいりますよ~

◎病状が好転し、意識がもどった頼家。目が覚めたら、妻子と妻の実家一族がすべて殺されていた…。
悪夢と思いたいよね

◎北条義時@マツケンと頼家@ヒロミ・ゴーのツーショットは鼻血もんだ

◎妻子を殺され怒った頼家@ヒロミ・ゴーが、政子@岩下志麻に
「殺してやる!」と詰め寄るシーン。息子にそんなことを言われ、戸惑いと恐怖で、政子@志麻姐さんの顔の筋肉がピクピク。けっこう真に迫っていた


比企谷の入り口の右側に前出の幼稚園、そして左側の山の中腹には、「蛇苦止明神」という小さな神社があります。
その神社の境内には、満々と水を湛える井戸が。
北条勢が襲撃した時、源頼家の側室、若狭局は、この井戸に飛び込み自害したといわれています。
そして、その怨念のあまり蛇になり、北条の姫に祟ったとか。
その供養のため、ここにお堂を建てたようです。

妙本寺の祖師堂前には見事な海棠がありました。
漢詩の会を催したのも、海棠が盛りの頃でした。
ちょうど今見ごろですね…。
また見にいきたいな~。


草燃える   義高と大姫 [日本ドラマ]

79年の大河ドラマ、「草燃える 全51話」
(只今、時代劇専門チャンネルで放映中~去年は総集編のみのテープしか残っていなかったのですが、視聴者や当時のスタッフの方が持っていたテープを足し、奇跡的に全51話がそろったわけです)

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この本と「風と雲と虹と」の本だけ、捨てないで大事に保管してました


地元鎌倉(浜っ子だけど、横浜南部は鎌倉文化圏なので 笑)が
舞台の中心なので、子供の頃、かぶりつきで観ていた記憶があります。

今日放送したのは18話。
木曽義仲の嫡男で、鎌倉方に人質になっていた清水冠者義高が、北条政子の計らいで、
日向薬師代参の侍女たちの中に女装して紛れ、頼朝の魔の手から逃げる回。


当時、頼朝長女の大姫目線で観ていた私は、義高に一目惚れ~(爆)
義高は12歳だけど、役者は15,6歳かな?

「義高さま~♪」と大姫に負けじと叫んでいたような…。

その義高さま、頼朝が差し向けた追っ手に入間川で追いつかれ、殺されます(大涙)
川の中で息絶えた義高を観て、当時号泣したわたくし…(爆)
なかなか涙が止まらなかったのを覚えています。
(後で知ったのですが、父方の祖母の家系は、
木曽義仲の遺臣の一人でした…だからどうしたと言われても 爆)

義高の墓参りをしたい!と思った少女、阿銀は、
義高の亡骸が葬られたという大船の常楽寺へ母にせがんで一緒に墓参りに行ってもらいましたっけ。
たしかお寺の裏山の中腹にあったような。大姫の墓もあったような…(記憶おぼろげ)

大姫は義高が殺害された後、ショックで心身ともに衰弱。誰にも嫁がぬうちにひっそりと亡くなったそうです。
その、大姫の供養のために作られたお地蔵さんが、「岩船地蔵」。
格子の間から中が覗けます。薄暗い堂内には、割と大きめなお地蔵さんが一体。
(今どうなっているのだろうと検索したら、立派なお堂になってました)
義高と大姫の幼き悲恋は、泣かせますな~。


これからの見どころは、「兄頼朝、弟義経の確執」、「母政子、息子頼家の確執」、
「叔父実朝、甥公暁の確執」でしょうか…。
って、全部身内のゴタゴタなんだよねぇ~。
特にヒロミ・ゴー演ずる頼家の乱れっぷりが見どころ(これまた記憶おぼろげですが)

先日、公暁が、実朝暗殺の時に隠れていたといわれる、大銀杏が倒れましたね。
なんかひとつの時代が終わった?ような気がいたします。
千年単位の…

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志麻姐さん、この頃からあまり変わってないような~



配役

源頼朝    石坂浩二
北条政子   岩下志麻
源義経    国広富之
静      友里千賀子
源頼家    郷ひろみ
源実朝    篠田三郎
実朝妻    多岐川裕美

北条時政   金田龍之介
北条義時   松平 健
北条保子   真野響子
北条宗時   中山仁
源 全成   伊藤孝雄
安達盛長   武田鉄也
三浦義村   藤岡 弘
三浦胤義   柴 俊夫
比企能員   佐藤 慶
梶原景時   江原真二郎
九条兼実   高橋昌也
和田義盛   伊吹吾郎

伊東祐之   滝田 栄
苔 丸    黒沢年男
小観音    かたせ梨乃
瑠璃葉    岡まゆみ
牧の方    大谷直子
野萩     坂口良子
若狭局    白都真理
茜      松坂慶子
後白河法皇  尾上松緑


草燃えるOP

徹平は可愛い、可愛い過ぎ~!! [日本ドラマ]

うぅ~ん、久し振りに胸がキュン☆(爆)

ロケ中の小池徹平君を見ていた時、なぜか心臓がバクバク。
なんなの?この胸のときめきは?

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可愛いー、色白い~、鼻筋がめちゃ通ってる~、目がでっかい、身体が華奢~。
演技のモニターチェックをしている徹平君を至近距離から凝視いている自分がおりました(爆)

会社周辺はドラマロケやCM撮影の多い地区なので、芸能人をたまに見かけますが、
こんなにドッキドキしたのは初めてなりよ。

徹平君のファンってわけじゃないのに…。

いや~、あの笑顔みたらファンになっちゃいそうだねえ。

今なんのドラマに出ているのだろう?と検索してみると、
TBSの「おひとりさま」に出演していました。
(画像は他ドラマのです。制服フェチなさかい、これを載せてみました)

なので、このロケは「おひとりさま」のロケであろうと…。

考えたら、日本のドラマ、最近まったく観ていなかったんだよねえ。
唯一観ていた「天地人」もフェードアウト…。

なので、さっそく明日から観てみます(爆)
おひとりさま公式HP
http://www.tbs.co.jp/ohitorisama2009/

新生 木枯らし紋次郎 [日本ドラマ]

高貴な人が身分を隠して、世を正す。
という時代劇が多い中、この「木枯らし紋次郎」は異色のドラマですな。

主人公は、貧農出身で戸籍もはく奪された底辺で生きる渡世人。
しかも、世を正そうなんて気はこれっぽっちもない。ゆえにこの名セリフ、
「あっしにはかかわりのねいこって…」

とにかくあまり人との関わりを持ちたくないこの男。
でもなぜか、行く先々でトラブルに巻き込まれ、結果的には世のウジ虫どもを退治してるって感じですな。

70年代に放送された「木枯らし紋次郎」を去年、時代劇チャンネルで観た時、女性のコテコテ70年代メイクにおもいっきりひいたけど、今回放送された「新生木枯らし紋次郎」の女性陣は普通のメイクだったのでホっといたしやした。

紋次郎役は江口洋介。先代の中村敦夫よりは肩幅が狭く、華奢でなにげに強い感じは受けなかったけど、孤独な渡世人のくら~い雰囲気はよく出ていたとおもふ。

にしても終始、長い楊枝をくわえながらのセリフはさぞ言いにくかったでしょうな~。

誰が本当の悪党なのか…。
最初のシーンで、「なんだこいつは!」ってくらい憎々しいキャラの人が、単に親分想いの子分だったり、弱々しく紋次郎に助けを求めた女人が、実は…、という展開に最後まで目が離せなかったですよ。

最近のマンネリ化した時代劇に一石を投じる作品だと思いまする。
今回は単発ドラマでしたが、連続で一気に観てみたいというくらい、デキの良い作品でした。
http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2009/090401kogarashi.html
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風と雲と虹と3 [日本ドラマ]

ううーん、将門の悲しき最期…。

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最後の最後で、掛け軸の絵に描かれている将門らしい将門を見せてくれました、加藤剛!

どんどんワイルドになってきて、剛ファンでなくても「抱かれたい!」とつい思ってしまうような、そんなフェロモンが出ていましたね~。

関八州での独立国、なんか完成させて欲しかったな~。それがそのまま続けば、日本は東西に分かれていて天皇も2人いたのかもしれませんね。でも、南北朝みたいに長くは続かないかな…。

天皇関係なく、まず源平合戦で東西に分かれました。

ドラマの中ではアホな小心者として描かれている清和天皇の孫である源経基が、源頼朝の祖。平貞盛の子孫が平清盛。まずこの二人が衝突して源氏の勝ち!

で、源氏の子孫絶えて、嫁の北条氏に政権を握られますが、その北条氏は平貞盛の子孫。ここでは平氏の勝ち!

ラストシーンでは、俵藤太とあとで子孫同士が戦う、源経基と平貞盛が将門を恐れて空を仰ぎ見るシーンが印象的でした。

敗者ではあるけど、神として祭られ、土地の人に愛され、今もなお影響力を持っている将門が実は一番の勝者なのかもしれません。

 突っ込み

◎各ラブシーンがエロかった。今の大河じゃありえないほどのお色気ムンムンてんこ盛りで楽しめました。さすが70年代!

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◎吉永小百合は好きな女優さんだし、落ちぶれ皇族の貴子(架空の人物)役もとてもお綺麗なんだけど…、どうもこの優柔不断なキャラがいやだなあ。実直な小次郎(平将門)から遊び上手な太郎(平貞盛)へ心変わりするあたり。で、また小次郎に戻り、坂東へ一緒に行き悲惨なことになるわけですが…。このキャラ、いらなかったんじゃない?と思うことしばしば

貴子が野武士たちに○されて殺されるシーンでは、貴子を騎馬戦みたいな背負った野郎どもがグルグルと高速回転する映像だけだったけど、ドラマが始まる前に「気分を害されるようなシーンがあるのでご注意ください」みたいなテロップが出たけど、このことだったのかな?たしかにまともにあのグルグルを見るとめまいがしてくるよね。にしても、小百合がこげな役を引き受けたのにはビックリですわ

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◎太郎のセリフまわしが、時代劇っぽくないので気になった

◎平良兼(長門勇)の鎧姿は、五月人形だよ、ありゃ…。

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◎この頃の草刈正雄、ええわあ~

◎小督って、最初はエロくて存在感あったけど、その後はなにげにフェイドアウト。坂東の男たちを政治的にあやつる姉の詮子の方がすごかった。その詮子も最後は将門の怒りの雷に打たれてあの世行きですが…。

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◎夜0時~の視聴のため、藤原純友のシーンになると半分寝てたのでよく覚えていない。すまぬ、拳さん!

最終回というのは、大抵つまらないものですが、このドラマでは、終わったあともしばらくTVの前から動けないような、充実感を味わいました。そこが義経の最期と違うところかもしれません。


風と雲と虹と  2 [日本ドラマ]

現在25話(全52話)まで進みましたが、今までの経緯をざっと年表で書いてみます。

延喜三年(903年) 菅原道真死す   たぶん平将門誕生                                    

十六年(916年)  陸奥鎮守府将軍に任命された父に従い、胆沢へ                       

延長七年(929年)   父、良将死す。  将門、坂東へ帰る                            

八年(930年)   従兄弟の平貞盛と一緒に官位を取るために京へ。右大臣、藤原忠平に出仕する。 藤原純友と出会う。  清涼殿落雷。秋に貴子と逢う                                                        

承平一年(931年)  純友、伊予掾になる。宇多上皇崩御で忠平の全盛期に。 都に盗賊横行        

二年(932年)    純友、伊予に向かう。平四郎(将門の次弟)、上京して菅原景行(道真の三男)に師事。 海賊横行

三年(933年)  将門、追捕使に従って伊予へ。海賊捕獲は失敗。無官のまま坂東へ帰る。領地を巡って一族と対立。平良兼(将門の伯父)、源護(常陸の豪族)の長女、詮子と結婚

四年(934年)  平良正(将門の叔父)、源護の次女、定子を娶る。将門、一族から放逐される。紀貫之、土佐から京へ向かう。平貞盛、一時坂東に戻り、源護三女、小督を娶る。将門、良子(良兼の娘)に求婚

五年(935年)二月  将門、源護息子の源扶に嫁ぐために源家へ向かう途中の良子を略奪。源一族と合戦。平国香(将門伯父、貞盛父)と戦う(野本合戦) 国香死す                          四月  平貞盛、父の死を知り、坂東に戻る    十月  平良正、将門を攻めるが敗れる(川曲村合戦)

六年(936年) 六月 伊予の日振島に海賊集結、官私船を襲う。 紀淑人、伊予守に就任

これからいよいよ貞盛(従兄弟)、良正(叔父)、良兼(伯父、妻の父)の連合軍との戦いです。 身内同士の争いですね、思いっきり…。


風と雲と虹と [日本ドラマ]

大手町オフィス街にある将門の首塚は、触ったり、動かそうとすると祟りがあることで有名。その平将門の生涯を描いたのが76年放送の大河ドラマ、「風と雲と虹と」。時代は平安中期になります (時代劇チャンネル12時~、0時~)

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桓武天皇のひ孫、高望王が臣籍に下って平高望になり坂東へ。そこで豪族となり、国香、良兼、良将らをもうける。将門は三男良将の息子。

ちなみに長男国香の息子、貞盛(将門の従兄弟)の六代後が「平清盛」。やはり貞盛の子孫に北条時政がいる(ややこしや~)つまり、平安後期~鎌倉時代をほぼ牛耳ったのは、将門の従兄弟貞盛の子孫ということになるんだわ…(汗)

配役をざっと書いておきます。

平将門……加藤剛  我こそは新天皇と東国で反乱を起こすというか、起こさざるを得なくなる。

藤原純友…緒形拳  西国で乱を起こす。こちらは確信犯。 

平貞盛……山口崇  将門の従兄弟。以後、将門と対立

平国香……佐野浅夫  貞盛の父、将門の伯父。将門の父の死後領地問題でもめる。

源 護……西村晃    常陸の国司  

平兼盛……長門勇   将門の伯父であり、妻の父。生涯にわたって激しく対立。

小督 ……多岐川裕美  祭りの夜に将門のチェリーを奪った性に奔放な女性。源護の三女、後の貞盛の妻。

良子………真野響子    将門の従姉妹であり、妻でもある。

貴子………吉永小百合   京で見初めた将門永遠の女性。

鹿島玄明……草刈正雄   鹿島の豪族。将門と純友を結ぶ影の使者。

武蔵………太地喜和子   純友に付く盗賊の女頭領

若き日の将門(小次郎)が筑波神社の祭りで、知り合ったおなご(小督こごう)とまぐあうシーンがありますが、これは「嬥歌(かがい)」という祭りで、男女が身分の差なく集まり、うたい、踊り、興奮した男女が○部をまさぐりあい(爆)、そして草むらなどへ二人して消えて事に及ぶ…。というなんだかすごいフェスティバルです。中国の少数民族のお祭りにこれに似たのがありますね…。

さてと、今日で第5回目、官位を受けに貞盛と将門が京へ行ったところで終わりました。なんとなくセリフが現代的というか70年代的なとこがあり、江戸時代に日本に入ったサツマイモが東の市で売ってたりと、ちょっとなんだかな~…というシーンも多々あり。

いまのところ、将門、貞盛、国香、兼盛は一族ですから仲良しこよしです。しかしあとでこれが…(汗)

タイプとしては、主人公の加藤剛よりも、平貞盛役の山口崇がいいな~。

風と雲と虹とOP

大河ドラマOPを検索してたら、風林火山のカラオケが!思わず歌ってしまった…(汗)


風林火山  OP [日本ドラマ]

毎週観てる日本ドラマって、風林火山、どんと晴れ、菊次郎とさき、くらいかな…。

特に風林火山はなんといっても、OPが毎回楽しみ!ボリュームいっぱい上げて聞き入ってます。

作曲の千住明さんは、毎朝、神宮の森を散歩しているそう。最初はメタボ対策で散歩していたそうですが、今では習慣になったとか。

神宮の森は都心にありながら、原生林(本当は人工林だけど)の雰囲気を味わえる貴重な森です。あんな素敵な曲を作るのも、こういった場所で神気を浴びているからなのですねえ~。

で、そのOP、最初の第○回 ○○○って活字が出るところで、画面がストップするんですが、右の武将の顔がどうしても村上ショージに見えてしかたないんですよね。鼻と口しか見えないんですが、どうしても、「これ、ショージやろ!」と思ってしまう…。せっかくいい曲なのに…(爆)

 

 http://www.youtube.com/watch?v=emQ98Rqsku0

ところで、最後のゆかりの地巡りのコーナーに昨日、「箕輪城跡」と「矢立杉」が紹介されてました。ということは、箕輪城攻めのシーンってないの?!ちょっと残念…。


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