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笑傲江湖 3,4話   [笑傲江湖]

男の友情という名の愛情は、時として家族を犠牲にし、壊すことがある

そんな感想を持った、劉&曲の逃避行…。

実際親友の保証人になって、借金を背負い、家族離散なんてざらにありますから。

崇山派だけが、なぜ劉&曲を目のかたきのするのかもよくわからん。

☆今週の覚えなくてもよい中国語☆

その1

屁股向后平沙落雁式!(ピーグシャンホウピンシャールオイェンシー)

雁の尻ふっとび!

おなじみ令狐沖が青城派戦で使う技(!)普通は日本語に訳した方のが長くなるものですが、これは中国語の方が断然長いですね

その2

你师父她那么老,我可没有胃口 !(ウォクゥメイヨウウェイコウ)

あんたの師匠はおばさんだ、趣味じゃない!

儀淋の回想の中で田兄が言った言葉、つまり前回も出てきました。これを聞いた時の定逸師太の顔、おもしろかったわ!

思わず胡闹!(フーナオ) ふざけるな!と師太(爆)

没有胃口 というのは、直訳すると「食欲がない」になります。この意味でも良く使います。

我没有胃口○○ は、○○は趣味じゃない、タイプじゃないな~という時に使えます。

って、使えるじゃん!その2は、覚えた方がいい中国語ってことで急遽変更!

例文  我没有胃口林平之~  林ちゃんはねえ~、タイプじゃないわ~

没を取ると…

     我有胃口鳩摩智~   クマッチはタイプだわ~

こんな感じで!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2005年10月29日の過去記事

なんだかまだ心も身体もストーリーに乗っていけません。EDの曲はおもろいんだけど…。
先に射鵰英雄伝や天龍八部みたいに金をかけた作品を観たせいなのか、アクションも映像の質もなにもかも中途半端で…。
令狐沖のキャラもいまいちわからないし…。決して強くはないですよね?後で強くなりますよね?(不安)
では、突込みをば。

◎曲の爺さんよぉ~、ずっとそこにいるなら親友の家族が殺される前に出てこいや!あんたのせいで殺されたんだぞよ。

◎う~ん、劉正風は友情に厚い男だというのはよっくわかったが、あの人の妻だけにはなりたくないわな…、ぜったい(汗)

◎んで、殺されそうになった劉正風の息子はその後どうなったんだ?

◎聖姑が令狐沖に施した治療、竹筒を火で真空にし、肌に密着させ吸い出す治療法。針を指す以外は私もできますぞえ~。

◎青城派コスチュームの鎧、いくら四川の名産だからといって竹では刀が刺さりましょうぞ。

◎チーム尼さんたちに怪しい匂いを感じてしまった(女子高にありがちな)

今回わかったのは「チーム正」が五山派その他で、「チーム邪」が日月神教その他ってこと。
でもさ、五山派の中にもわんかさ悪人がゴロゴロしてるじゃん、なにが「正義」の「正」なんだか。
「正」っていうのはあくまでも「自称」ですよね?自分は「正義」だといえば、正義だし、他者を「邪 よこしま」と言い切ってしまえばそうだし。

たとえば、A国とB国があったとします。A国は自称「正」そしてA国はB国のことを「邪」扱いしています。なぜなら、B国はA国にかつてむごい仕打ちをしたから。今の関係は、付き合いはあるものの、あまり良い関係とはいけない。
なので、A国の人間がB国の友達を持っているとそれだけで批判されてしまう。そのB国の友達がたとえ「イイ人」でも。

怖いですね~。国の関係がもっと悪化したら、批判だけじゃなく攻撃されますから。
にしても、江湖の世界ってもっと自由で気ままかと思いきや、こんな窮屈なとこもあるんですねえ(汗)

小猿だと思って甘くみてはいけません。可愛いと思って手を出したら、「キーーー」って人の頭の上に乗ってめちゃくちゃ暴れましたから。ロングな私の髪はもう爆発の後の人みたいに…。近くにいた人たちが、猿を引っ張ってくれたのですが、猿が毛にからまってなかなか取れなかった…。
今後いっさい、猿には手を出しません…(反省)


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NOB

そうなんですよ、笑傲江湖のテーマがそれなんです。
正の中で本当に邪はいないのか?
邪ならその中に正は存在しないのか?

ある意味、五岳剣派ってすごい閉鎖的な組織だよな~
自分ら以外のものは正と認めないクセに、どいつもこいつも野心家ばかり。
でもそんな正と邪の狭間で翻弄される令狐冲の苦悩がまた面白い。

そいや聡辨先生改め、莫大先生出たっけな。うん、出たな。
実はあいつこそ最強なんじゃないか?と疑わずにはいられないんだが…。
by NOB (2005-10-29 17:06) 

fince

不意打ちなら莫大先生最強です。
枯れた爺だと思って舐めてるとスパっといかれます。
古今の合気系の達人もそんな感じですね。

だがやはり、あのお方こそ最強ではあるまいか。
名前からして負けないし。
by fince (2005-10-29 18:31) 

fince

放送開始当初はクレーム等で随分冷孤兄も悩んだようです。
女優さんの一人も最初の方が暗い雰囲気なのであんまり好きじゃないみたいな事を言ってました。(藍教主)

でもなぁ。スウォーズマンよりはこっちの方が遥かにまともに作ってあると思うけどなぁ。
by fince (2005-10-29 18:51) 

どぅいちゃん

NOBさんも言われたように、まさに阿銀さんのおっしゃる通りなんですよ。パパが婿選びで郭靖選んだ後で、老頑童のデタラメを信じて郭靖に怒り爆発させた時の言葉(ドラマ版)が今作品のテーマです(まわりくどい?)。

正派にも邪派にも好漢もいればゲス野郎もいるっちゅうこってす。組織として見ても、お互い中では似た様な事してるんです。

令狐冲は強くなりますよぉ!彼のお陰で♪(ポッ)。ドラマは初めてだから良くは知らないけれど、しげけんさんがどうやらとても良い情報をお持ちだとか…。それを信じて、どぅいちゃんは期待にナノ級の胸を膨らませているのです。

莫大先生。良いキャラですよ!
by どぅいちゃん (2005-10-30 01:13) 

ゆうり

馬鹿なこと書きま~す!
張一家皆殺しに、曲長老が何もしなかったのは…
愛の逃避行のため!
笑傲江湖とは
ロミオとジュリエット…。
曲ロミオと張ジュリエットは手に手を取って愛の世界へと去っていったのございます(ふふふ)

皆さん、まじめに書いてる中、ごめんなさいm(_ _)m
by ゆうり (2005-10-31 00:23) 

fince

>ゆうりさん
あそこはそう解釈するのが一番正しいのかもしれません。

ドラマでは余計な台詞はなく美談的な死に方をする二人ですが、原作では莫大先生に命を助けられて先生が去っていくと、劉が「私は師兄のお涙頂戴な胡弓の音色はいまいち好きじゃない」みたいな台詞があります。

こいつらひでぇと思いましたが、二人の「愛」を成就するために、家族も孫も捨てたと解釈すると、辻褄が・・・・合うわけないか。
by fince (2005-10-31 00:52) 

遠志

銀師伯 こんばんわ

まず、ご心配おかけした様で、申し訳ないです。
実際怪我したのは同僚で、その穴埋めの緊急出張だったんで、天龍八部の最終回も見ずに・・・(TT)
帰宅したら、笑傲江湖始まってるし。

その代わり出張中に書剣恩仇録を見ました(TUTAYAありがとう!)。
で、帰宅して「大姐専」として、出演のお姐さまたちの画像を探しまくりでした(笑)

>なんだかまだ心も身体もストーリーに乗っていけません。

師伯が先日言われた通り、直にエンジンかかると思ったら、3・4で益々訳分からない状態で、師伯が挙げて事すべて同じです。
このままで、アクセル全開できる時が来るのか不安ですよ。
射雕英雄伝は草原に行ってから、天龍八部は木婉清が登場したあたりから。もっとも大理に入って見るのやめようかと思いましたけどね。

やっぱりNECO的に第三弾だけど、制作は第一弾ですから、いまいちなんでしょうか?予備知識がないと厳しい気がしました。

>EDの曲はおもろいんだけど…。
これはいいです。
CMで断片的に聞いたことあったけど、全体は初めてで、楽しめました。
by 遠志 (2005-10-31 00:59) 

阿銀

NOB儿、正の中の邪、邪の中の正…。まるで陰陽五行学ですのお。
では、一見ドSな人にもMな部分があるし、ドMな人の中にもS的要素が潜んでるってわけですね?(どんな例えじゃ ハハ)

>正と邪の狭間で翻弄される令狐冲の苦悩
なーる、これが笑傲江湖のテーマのひとつなのかな。
by 阿銀 (2005-10-31 13:39) 

阿銀

finceさん、おお、莫大先生そんなに強いんですかー。たしかに崇山派の二人の組み体操攻撃にふらついたものの、毒針投げて逃げましたものねえ。
か、枯れた枝って…(笑)たしかにそんな身体ですね。
by 阿銀 (2005-10-31 13:44) 

阿銀

>放送開始当初はクレーム等で随分冷孤兄も悩んだようです
それで英雄伝で名誉回復、汚名挽回したんでしたよね、たしか
by 阿銀 (2005-10-31 13:46) 

阿銀

どぅいちゃん、
>パパが婿選びで郭靖選んだ後で、老頑童のデタラメを信じて郭靖に怒り爆発させた時の言葉
えーーー、そんな急に言われても思い出せない…。もう一回確認せんと。パパの台詞は全部覚えてそうだわ~、どぅいちゃん(汗)

>令狐冲は強くなりますよぉ!彼のお陰で♪(ポッ)
ポッって…ことは、まさかあのお人が!ジュベジュベなクマッチが野人化したあの人ですね??楽しみー!
by 阿銀 (2005-10-31 13:50) 

阿銀

ゆうりさん、ブハハハ。たしかに手に手を取っての逃避行でしたね。音楽のコンビってそんなに大切な仲なのね、家族よりも…ぶぶ。
劉一家を見殺しにしたのは、劉爺さんに一人ものになって自分のところに来て欲しいから?(笑)でも、曲爺さんはいつも孫が近くにいるしねえ。
自分も孫と猿を捨てて、劉爺さんと一緒になればいいのに(爆)
by 阿銀 (2005-10-31 13:53) 

阿銀

finceさん、お?曲爺さんも後で孫を捨てるんですね?こりゃ究極の愛だ…。でも後で不満だらだら?
もーわがまま爺さんなんだからー。
by 阿銀 (2005-10-31 13:55) 

阿銀

志儿、出張でしたか、ご苦労様です。でも、「書剣恩仇録」を借りれてよかったですね。んで、そんなに美オバがたくさん出てくる作品なんですか?はは。

あ~、私は「神鵰侠侶」が中国で放送される時期を見計らって、出張へ行きたいな~。たぶん魂胆バレバレだけど…(汗)

やはり原作を読んでいないと手探り状態ですね。さらに手抜きドラマだそうなので、わかりにくさは倍でございます…(涙)
by 阿銀 (2005-10-31 14:00) 

遠志

銀師伯 こんにちは
>美オバがたくさん出てくる作品
天龍八部の豪華絢爛からすれば、全然です。
霍青銅(ホチントン)の閔詠荷と駱冰の陳孝萓の2人だけですね。特に閔詠荷さんが好みでして、年齢も36歳と・・・すばらしい(笑)
by 遠志 (2005-10-31 16:24) 

fince

おいらも見ましたよ。
ホチントンの人が36?!?。
原作では20にもなってなかったでしょう?。
悪くないが微妙だと感じたのはそのせいか・・・。

李阮祇の娘は他のドラマでも出てましたな。
新・酔拳(アニタ・ユンのやつ)ではまるで違うキャラでしたが。
by fince (2005-10-31 20:06) 

どぅいちゃん

>阿銀さん
ざ~んねん!
私が「ポッ」となるのはあの人ですよ!笛の似合う、ア・ノ・方♪
ある意味、隠れキャラなので原作ではそのシーンでしかお目にかかれません。だから瞬きしないで見つめるつもりです!
by どぅいちゃん (2005-10-31 22:42) 

遠志

finceさん こんばんわ

>微妙だと感じたのはそのせいか
時折、カリスマママみたいな顔のカットがありました。

>原作では20
やっぱり20ぐらいでしたか。もしかしたら族長に推戴されるぐらいだから20代後半かなぁって思っていたんですけど。
by 遠志 (2005-10-31 23:56) 

阿銀

志儿、天龍ほどはいないんですね、マダム連。
36歳…。女は35を超えてからが食べごろですよ!果物だって腐る寸前が一番おいしい!っていうじゃないですか
by 阿銀 (2005-11-01 15:23) 

阿銀

finceさん、36歳が20歳の役とな?ふ~む。
そういえば以前、田中美佐子が高校生の役をやっても違和感ないのを見て、若作りオバ、恐るべしと思ったものです。
by 阿銀 (2005-11-01 15:26) 

阿銀

おっと、どぅいちゃんには「ポッ」な人がたくさんいることを忘れておったばい。
笛が似合うあの人?黄色パパ以外にそんな人いたんだ…。
by 阿銀 (2005-11-01 15:28) 

fince

阿銀姐さん、笑傲の聖姑も結構な歳です。
1960年代生まれです。
冷孤兄が設定では28(実年齢に近い)なのに対して、聖姑は実際10以上サバを読んでます。

まぁ放浪記を生観劇した時も確か10代くらいから(ずっと森光子)でしたから、大した事じゃないとは思いますが。
by fince (2005-11-01 20:04) 

NO NAME

finceさん、聖姑さまは30代でしたか~、岳のお嬢様はたしか今年30歳だから撮影当時は26歳かあ。
ほんと森光子にゃあ誰だって負けますね。
by NO NAME (2005-11-01 20:23) 

fince

主要ヒロインの内二人が10歳以上サバを読んでいたとは・・・。

ちなみに儀琳ちゃんは別な笑傲江湖にも儀琳で出ています。
by fince (2005-11-01 22:44) 

重剣

当時、30だったはず!?今は34、5だったと思います。
偉そうに聖姑様役蹴った女優も28ぐらいだったから、お前も人の事言えないだろって、当時の中国の記事読んだことありますよ。結構中国の記事毒ありますよね。
by 重剣 (2005-11-02 00:08) 

阿銀

fince兄、サバ読みシスターズですか…(汗)まあ、許してやってください(爆)
うちの母もずっと15歳くらいサバ読んでましたから。たしかに若くは見える(汗)
by 阿銀 (2005-11-02 11:36) 

阿銀

剣兄
>結構中国の記事毒ありますよね
あります、あります!ストレートに感情表現する漢民族ならではですね。
でも、読んででおもしろい。書かれる方はたまったもんじゃないですが…。
by 阿銀 (2005-11-02 11:37) 

Mario

 まじめな質問です(笑)
>屁股向后平沙落雁式!(ピーグシャンホウピンルオイェンシー)
 これ古典か何かに「元ネタ」在るんですかね? あるいは、拼音、平仄で別の真面目な表現になるとか? 金庸先生なんで仕掛けがあるんかと、あまりにエキセントリックなんで気になってます。

 原作の、群玉院(名前からして凄いが)・田兄いお遊びのシーンを、天龍の「五人天女」さんで艶じて欲しかった(笑)。 アイコラ・CGで出来ませんかね(笑)
by Mario (2008-01-13 21:46) 

Mario

>你师父她那么老,我可没有胃口 !
 同じねたになってしまった(笑)
by Mario (2008-01-14 00:44) 

左使

銀銀聖姑、

・正派と邪派
五岳派は、それぞれ五岳に本拠地があって、五岳と言うのは、言ってみれば
霊山ですから、特に漢民族にとっては格式が高くなります。
例としては、泰山(東岳)は、封禅の儀式(地上の皇帝が天上の天帝に、
大業の完成を報告する儀式、或いは皇帝と天帝が直接公会する儀式、
君主(皇帝)しか行うことはできません)が行われたりした場所ですし。

嵩山(中岳)には、ご存知のとおり、少室山に少林寺があり、少林派は、
誰もが認める名門です。
武当派も、張君寶(三豊)は、元々は少林寺で修行していたことになって
います。その為、武当派と少林寺は関係が深く、冲虚道長と方証和尚との
関係になったりする訳です。倚天屠龍記でも、そういった関係が背景として
出てきますね。

つまり、そういった場所を本拠地にできるということで、自ずと超名門!、と
いう認識を、一般人に与えられる効果がある訳です。
日本で言えば、“幾ら堕落しても”比叡山や興福寺等が名山扱いされる
のと同じようなもの!(苦笑)

況してやここは中国!
超一等地にあるというだけで、味や商品の品質等に関係なく、超一流品牌
(ブランド)扱いされてしまう場所です!
下街や郊外なんかに出店した店(旗艦店の場合)など、たとえ隠れた名店で
あっても、どんなに美味しくても、見向きもされません!

倚天屠龍記でも、明教は魔教(結局は邪派)扱いですよね。実質的には、
元を打倒する主力勢力なのですが(実際に元を追い出して天下を奪ります)、
元はマニ教ということもあり(ペルシャの宗教ですね)、魔教扱いです。
実際の歴史上では、朱元璋は、白蓮教の、東系紅巾軍(名目上)の中で、
実質的には独立していた濠州紅巾軍の、郭子興の下にいました。郭子興の
養女が、有名な、後の馬皇后です。
(余談が続きますが、馬皇后中国史上最も評価の高い皇后・賢夫人です。
彼女を主人公にしても、面白い物語が作れる筈です。)
実は東系紅巾軍の旗頭は、韓林児(父は韓山堂)です。小明王を名乗り
ました。決して張無忌の部下などではありません。
白蓮教というのは、マニ教(明教)、弥勒信仰、道教等が混ざり合った秘密
宗教結社で、この後中国史で、反乱というと、その中心となっていきます。
貧民層に深く浸透したので、政権側には疎ましかったようで、明朝も、元々
白蓮教を母体としていた筈(名目上)が、禁止・弾圧しています。清朝も、
特に乾隆帝の時代(書剣恩仇録、雪山飛狐の背景)、この討伐に多額の
戦費を使う羽目に陥ったのが、その後の衰退の大きな要因です。
日本で例えますと、戦国時代の一向宗や法華宗かな。

…長くなりましたが、以上のように、
・新興勢力
・貧民層を主体とした大きな組織
は、邪派と呼ばれることになります。
要するに、正派からすれば、鬱陶しい訳です。自分達の権威を脅かされ
ますし。
正派には伝統がありますので、時の政権とも繋がっているケースも多いです
から、政権からも弾圧される危険性が高くなりますね。

政権側からすれば、特に貧民層なんて、絶対に時の政権に不満を持って
いる訳ですから、弾圧する傾向が強いのは、或る意味当然でしょう。
現代でも、法輪功を弾圧したりしていますし。

何れにしても、最後は“勝てば官軍”、これに尽きるでしょう。
昨日の邪派も今日の正派、昨日の正派も今日の邪派…。
by 左使 (2008-01-14 10:10) 

左使

・令狐冲
気宗(内功優位派)の岳不群の弟子であった頃の令狐冲は、左程強くは
なかった訳で、その彼が大師兄ですから、当時の華山派の実力って、実は
大したことないのかな?(岳不群と寧中則の二人で持っているようなもの?)
岳不群は、令狐冲に紫霞神功を伝授してはいませんが…。

令狐冲が強くなるのは、先ず第一段階として、剣宗(外功優位派)の剣士
風清揚から独孤九剣を伝授された時、これで外功が強くなり、次いで第二
段階で、向問天に嵌められ、梅荘の、西湖の底の地下牢に、任我行の
身代わりとして繋がれた時に、任我行が書き残していた吸星大法を身に
付けて、内功が飛躍的に強くなります。

言わば、内功と外功の、超一流を身に付けた訳ですから、思過崖の壁に
描かれていた、五岳各派の剣法を習得した程度の岳霊珊相手に、たとえ
手加減したからといって、簡単に倒されてしまうことはないと思うのですが…。

この辺り、倚天屠龍記の、張無忌と周芷若の、少林寺における戦いにも、
同じものを感じるのですが…。

・あの人
どぅい掌門人の言っているあの人、思過崖の洞窟の中に居た、あの人では
ないでしょうか。演員が、于承恵ですので。
つまり、あのドラマ(他)のあの人と同じですね。
もう分かったことだと思うのですが…(この記事、2年以上前のものなのですね)。

・竹筒を火で真空にし、肌に密着させ吸い出す治療法
今では、東南アジアでもよくやっていますね。竹筒の代わりにガラスのコップを
使いますが。
吸い出された悪い血の跡が、暫く赤黒く出ているのが好きではなく、私は
やっていません。

・家族よりも友情
家族よりも友情、特に義兄弟を取るというのは、劉正風が特別ではなく、
実際にもよくあった話ですね。
戦の多かった時代、敵に家族を捕らわれた武将が、家族を見捨てて味方を
裏切らなかった、という話は、少なくありません。
中国以外でも、こういった例、少なからずあるようです。
例えば日本では、伊達政宗が、敵に拉致された父親を、敵諸とも銃撃して
しまったという、有名な故事があります。政宗と父親は、大変仲が良かった
そうですが。

・屁股向后平沙落雁式
落雁式の前の、“シャ”が抜けています…。

・我可没有胃口
私は、「食指が延びない」を使っています。ですので、“我有胃口”なら、
「食指が延びる、食の手が進む」。
何か雰囲気が出ません?
聖姑、今なら
“我有胃口小楓(程皓楓)!”
ですか?食指が…、大変美味しそうに召し上がっていますねぇ(笑)。
by 左使 (2008-01-14 10:11) 

左使

銀銀聖姑、

ごめんなさい。
前の2レス、スレ主以上に長くなり過ぎました。

今後はもう少し短くします。
by 左使 (2008-01-14 10:15) 

どぅいちゃん

我有胃口計春華!!
なんかねぇ、
年が明けた途端に発症しちゃったみたいよぉ!
計菌!(爆)

頭の中セックシー!な春哥哥が
ずっとニヤリと笑っているのよぉ!
怖いわぁ!でも、嬉しいわぁ!(ナンじゃ、そりゃ?)
by どぅいちゃん (2008-01-14 18:01) 

阿銀

Marioさん、
>これ古典か何かに「元ネタ」在るんですかね?
私もそんなに詳しくないのですが、「平沙落雁」は明時代の琴の名曲だそうです。笑傲は時代設定してませんが、金庸先生は、明を想定していたのかも?

あと、「平沙落雁」は、「志のある人の心境を表現している」らしいです。

>天龍の「五人天女」さんで艶じて欲しかった(笑)。 
こ、これはまた強烈なメンバーですがな!(爆)

>同じねたになってしまった(笑)
うはは、そうなんですか。このセリフは爆笑もんですからねえ~!
by 阿銀 (2008-01-15 00:13) 

阿銀

万里左使

>日本で言えば、“幾ら堕落しても”比叡山や興福寺等が名山扱いされる
のと同じようなもの!(苦笑)

うけた!!(爆)本当にそうですよねえ~。ま、比叡山は上がったり下がったりと歴史的に忙しいですが…。

>超一等地にあるというだけで、味や商品の品質等に関係なく、超一流品牌(ブランド)扱いされてしまう場所です!

以前はそんなにブランド志向じゃなかったんですけどね、バブル以降は人民の意識も変わったようですね。特に上海人は。

>倚天屠龍記

こちらはまだ未読なので、色々と勉強になりました。中国の歴史がからむストーリーはおもしろいですよねえ。

>現代でも、法輪功を弾圧したりしていますし。

ほんと、お陰で普通の気功グループもやりにくくなっているそうですね。昔あちらで気功を習っててよかったわ…。

>何れにしても、最後は“勝てば官軍”、これに尽きるでしょう。
>昨日の邪派も今日の正派、昨日の正派も今日の邪派…。

おっしゃるとおりです。
そういえば、中国の人がこんなこと言ってました。日本も戦勝していればこんなにグチグチといつまでも責められることはなかった、と。
どんなに残酷で悪者でも勝ては、誰も文句は言えないのだからって。

>もう分かったことだと思うのですが…(この記事、2年以上前のものなのですね)。

だいたい突込みどころは同じなので、不精して引っ張りだしました(爆)でも、あの頃は何も知らずに観て、今回はすべて知ったうえで観るとまた違った感想がありますね。

>吸い出された悪い血の跡が、暫く赤黒く出ているのが好きではなく、私はやっていません。

実はうちにガラス製の道具はあります(笑)
北京で医生から習いましたので、できますよ!うまいもんです(爆)
あちらに滞在していた時は、よく寝違いとか肩こりの友人にやってあげてました。
たしかに痕が残るんですよね、1週間くらい。重症な人だと2週間以上残ります。

>家族よりも友情、特に義兄弟を取るというのは、劉正風が特別ではなく、
実際にもよくあった話ですね。

儒教の影響でしょうかねえ…。

>落雁式の前の、“シャ”が抜けています…。
おっと、失礼しました。すぐ直します。
万里左使は細かいところまでよく見てますね。きっと誤字脱字だらけがバレバレですね(汗)

>「食指が延びる、食の手が進む」。
おお~いいですねえ~。

>“我有胃口小楓(程皓楓)!”

いや~ん、あっか~ん!(爆)

>前の2レス、スレ主以上に長くなり過ぎました。

いえいえ、お気遣いなく!勉強になりますよ!
by 阿銀 (2008-01-15 00:44) 

阿銀

どぅい姐、

>怖いわぁ!でも、嬉しいわぁ!(ナンじゃ、そりゃ?)

あかん!大姐の脳内は計菌で汚染されまくっておる!!
だって、今年になってから大姐の口から「パパ」って言葉聞いた事がないもん!計さま一色やもん…。
あの半裸に魅了されたのね、うむ。
寝る前に妄想しまくって鼻息荒くして、魯長老に布団から追い出されないようにね!
by 阿銀 (2008-01-15 00:52) 

阿銀

Marioさん、
屁股向后平沙落雁式 は、バスケットの技の名前でもあるようです。どんなのかわかわりませんか…。
お尻をぐいっと後ろに突き出す格好って、バスケならドリブルしている時がそんな姿ですよね。
by 阿銀 (2008-01-15 00:57) 

どぅいちゃん

イカン、イカン、イカァ~ン!!

ここはもう、于爺の助けを待つしかないのだろうか!?
それとも新版『射鵰』で
アンソニーなパパの助けを待つしかないのだろうか!?

うがぁ~!!(爆)
by どぅいちゃん (2008-01-15 01:17) 

万里独行

銀銀聖姑、

笑傲江湖、しっかりと時代設定されていますよ。
明の初期~中期の間です。

根拠はここです。

この物語の中では、武当派の掌門人は、冲虚道長になっています。
あくまで伝説上のお話になりますが、冲虚道長は、張三豊(君寶)の
次の世代(掌門人)ということになっているようです。
(宋遠橋や張翠山達武当七侠の方が古いようです。どちらも張三豊の
弟子になるようなのですが。)

武当山は、元々道教の聖地で、歴代帝王が、しばしば此処で儀式を
行ったそうです。真武大帝が昇天した場所ということになっているらしい
ですね。
この為、明代には、五岳の上の大岳と称されたこともあるそうです。

張三豊が、此処で武当派を興したのが、これまた伝説の域の話になる
ようですが、一応元末~明初ということになっているようです。
(他にも諸説あるようですが)

ですので、時期的には、靖難の変の後に当たるようです。
by 万里独行 (2008-01-15 09:29) 

阿銀

どぅい姐、
>それとも新版『射鵰』で
>アンソニーなパパの助けを待つしかないのだろうか!?

もうこうなったら、新新版『射鵰』で計さまにパパ役をやってもらうしかないわね。
何年後になるかわからんけど(爆)
by 阿銀 (2008-01-15 18:19) 

阿銀

万里左使、
すんません、わたしここで、明くらいかなと書いてました…。
http://blog.so-net.ne.jp/ayin/2007-06-14

でも、漠然とですけどね(笑)

冲虚道長からの推理ですか!
いつもながら左使の博識には頭が下がります。
by 阿銀 (2008-01-15 18:24) 

Mario

>「平沙落雁」は明時代の琴の名曲・・・・「平沙落雁」は、「志のある人の心境を表現している」らしいです。
 拝承でございます。やっぱりいい仕込みですね。こういう点は未熟もんでからっきしだめなもんで・・・。色々と教えてください。
 
>バスケットの技の名前でもあるようです。
 これは逆に「笑傲江湖」から取ったのではないでしょうか?多分お尻で相手をブロックしてドリブルするイメージですね。
by Mario (2008-01-15 20:42) 

阿銀

Marioさん、
>多分お尻で相手をブロックしてドリブルするイメージですね。

なるほど、そんな感じのスタイルですね!
by 阿銀 (2008-01-15 23:44) 

どぅいちゃん

えぇ!?パパ役ならズラ被るのぉ!?嫌嫌ぁ~!(爆)
あの頭でもOK!なPがいたら、是非お願いします!

でも、そしたら黄蓉ママとのラブラブ旅行のシーンが…
ギャーハハハハッ!
想像するだけで鳥肌鮫肌モノの恐ろしい映像になるに違いない!(爆)

っつーか、キャラ的には究極ミスマッチな配役なんでしょうねぇ…(笑)。
by どぅいちゃん (2008-01-17 12:49) 

万里左使

“忠孝”と“信義”

家族よりも友情、特に義兄弟を取るという考え方、儒教ではないですね。
儒教でしたら、義兄弟どころか、父親が絶対です!
何しろ、忠と孝が至高の価値観、たとえ親が罪を犯しても、その親を庇う
のが子としての孝…、何て言われた日には、私には理解不可能です。

この考え方は、世の中が乱れてきて、戦乱の世になって、
“お前気に入った、兄弟になろう!”
の乗りになってからです。
日本では三国演義の劉・関・張が有名ですが、寧ろ隋末から始まって、
本格化したのは五代の時代のようですね。
まぁ、血で血を洗う世の中になって、儒教的な綺麗事は吹っ飛んだ、と
(苦笑)。
by 万里左使 (2008-01-18 00:25) 

万里左使

説唐(隋唐演義)、五代残唐記、説岳全伝通俗演義等、戦乱時代を
モチーフにした物語には、こうしたシーンが多く描かれていますし、更には
天龍八部なんて将にこれ!
特に最後のシーン、段譽が蕭峰を救いに行くシーンなんて、これ以外の
何者でもない。
だって彼、既にこの時点では、皇帝(だった筈)です。それが自ら雁門関の
外まで!然も他国(遼)と一触即発!これって、間違いなく外交問題へ
直結です、本当ならば。皇帝親征ですから。
by 万里左使 (2008-01-18 00:27) 

阿銀

どぅい姐、
>えぇ!?パパ役ならズラ被るのぉ!?嫌嫌ぁ~!(爆)

奥さん奥さん!天龍で「落ち武者風ズラ」をすでにかぶってたずら?(爆)

つるっぱげなパパもたまにはいいんじゃない~?

計さまがたて笛吹くとなんかエロい…(笑)

>っつーか、キャラ的には究極ミスマッチな配役なんでしょうねぇ…(笑)。

人の話を聞かない暴力おやじ、ってキャラ、実はお似合いかもよん~。
by 阿銀 (2008-01-18 01:02) 

阿銀

左使、
>何しろ、忠と孝が至高の価値観、たとえ親が罪を犯しても、その親を庇う
のが子としての孝…、何て言われた日には、私には理解不可能です。

そうでした、孝が一番でしたね!忠はどちらかというと日本かな?
中国の孝の考え方は、我々の想像を絶することがありますねえ。親孝行はいいことですが…。

>まぁ、血で血を洗う世の中になって、儒教的な綺麗事は吹っ飛んだ、と
(苦笑)。特に最後のシーン、段譽が蕭峰を救いに行くシーンなんて、これ以外の何者でもない。


なーるほどほど!

>本当ならば。皇帝親征ですから。
そうだよねえ、それに虚竹が西夏の公主とあんなことやこんなことをしちゃうなんて、そりゃ大問題でしょうねえ(爆)
by 阿銀 (2008-01-18 01:15) 

Mario

劉正風のシーンは色んな点で重要ですね。少々考察中です。詳細は弊ブログに逐次書いておりますので見てやって下さい。
http://mariott.blog21.fc2.com/blog-entry-19.html
 段譽が蕭峰を救いに行くシーンは、「義兄弟救済」という動機はありますが、「大理国として救いにきた」と部下が言ってますので、結果皇帝親征ですね。あまりその雰囲気が無いのですが(笑)・・・・。
by Mario (2008-01-18 07:55) 

阿銀

Marioさん、
>「大理国として救いにきた」と部下が言ってますので、結果皇帝親征ですね。あまりその雰囲気が無いのですが(笑)・・・・。

あはは、そういえば言ってたような。
たしかにそんな雰囲気はないですね。そもそも国を背負ってる感じが段譽にはないような(笑)
by 阿銀 (2008-01-18 13:40) 

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