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六小齢童氏のこと [連城訣]

80年代後半にTBSの深夜枠で大陸版「西遊記」(過去記事1過去記事2)を放送してました。出てくる女妖怪や仙女が超美人揃いで、若き日の聖姑役許晴も出ていたようです。

そのビデオを友人から借りて、すっかり孫悟空のリアルな演技にはまってしまった私…。

それから何年か後、北京に滞在していた時に友人と「中国の芸能人で誰が好き?」という話になりまして…。その頃、知ってる芸能人ってほとんどいなかったので、(劉暁慶かコン・リーかチャン・イーモウくらいか)迷っていたところ、孫悟空を思い出し、

「名前は知らないけど、孫悟空を演じた人」

と言ったら、

「ああ、その人なら半年前くらいまでうちの会社によく遊びに来てたよ」

と友人。

ええーー?

その時、孫悟空の役者名は「六小齢童」、父親は有名役者の「六齢童」だとこうことを教えてくれました。(小ジュニアをつけただけの芸名だったのか…)

 

友人は六小齢童の知り合いで、その頃ヒマだった六小齢童はよく友人の会社に遊びにきていたそうです。会社に遊びに行くって、日本ではあまり考えられないけど、中国ではフツーのことなんです。

「えーー、逢いたい!」

と頼むと、彼はもうカナダに行ってしまったとのこと。

いつ帰国するのかも、その時点ではわからないと言われ、ガッカリしたわけで…。

その当時、例の事件の影響で出国する人が多かったのよねえ。

 そんな彼を今回の「連城訣」で久しぶりに観たわけです。

わーん、孫悟空とは真逆な花おっさんやん~(涙)こんな卑鄙小人な役を演じるとは…(汗)

でも、こんなイヤな役にあえて挑戦した六小齢童は偉い!そういった意味では、阿紫と郭芙を演じた女優もえらい!本当は清純キャラなのにブログではあえてシモネタキャラを演じ続けている私と通じるところがありますね、うふ。

次回も花おっさん大活躍です。お楽しみに~(爆)


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