北京のおもひで その2 金庸先生への誤解… [中国旅情]
週に一度は馴染みの露天書店へ出向いて、新刊を買ってました。買い忘れた時も書店のおばちゃんが、その辺を歩いている私を見かけると駆け寄ってきて、教えてくれました(笑)
なんの新刊か?というと「機器猫」、「ドラえもん」でっす(爆)
で、最初に金庸先生の名前をお見かけしたのも、その露天書店でした。
歩道に立ち並ぶ露天書店には必ずといっていいほど、その名前がありました。そして表紙にはイケメンの古装青年が武術の型をとる絵が…(リアル武術家にこんなイケメン見たことないよ~、もしいたら、かぶりつくわい!と思っていたあの頃…)
そして、作品を読んでいない私は、
◇金庸先生は朝鮮族作家さんだろう…(姓が金と思っていたから。本名は、査良鏞)
◇この作家の作品はティーンの少年向きなのだろう(まあ、一番夢中になって読むのはこの時期なんでしょうが…)だから、乙女な私は興味ないわ~。
◇そして、新作をバンバン書いている現役の若手作家だと
と勝手に思い込んでおりました。
その後10年以上長きに渡って…(汗)
わーん、あの時ドラえもんじゃなくて、金庸小説読んでればよかった!もっと金庸先生について皆に訊いておくんだった!
とはいえ、ドラえもんは子供の頃読みまくっていたので、中国語でも読めるのであり、金庸作品は…、無理、無理だす、どっちにしても~。
2008-10-23 00:02
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中国留学経験ありとはうらやまし。
岡崎由美先生とはお知り合いで?
彼の国ではドラえもんが「机器猫」ですか。
著作権の無いお国柄のこと、
藤子先生には印税入ってないんでしょうな・・・。
金庸武侠小説全集、翻訳版(徳間書店刊)
全55巻を半年ほどで読了しました。
すべて図書館本で済ませましたが
今後一生のうち何度か読み返しそうな気がしたので
蔵書として揃えることを決心!
古本でしこしこ収集中。
おかげて最近中国づいてしまい、
現在、吉川英治先生の「三国志」を読んでおりやす。
が、金庸作品の刺激に慣れてしまうと
いかにも展開が間延びしてるように思えて、どうもいけません。
by アンディP・弟 (2008-10-23 23:40)
アンディP・弟さん、
いえいえ、留学準備はしていたのですが、諸事情でできなくなりまして、あちらに滞在していたのは仕事&プライベートでです。
岡崎先生とはまだお逢いしたことがないんですよ~。
周りの皆さんは会でサインを頂いたり、一緒に写真を撮ったりしているんですが…。
著作権、これずっと気になってました。ドラちゃんはかなり前から中国でも人気だそうなので。印税やはり入ってないのでしょうか…。
>金庸武侠小説全集、翻訳版(徳間書店刊)
>全55巻を半年ほどで読了しました。
半年で55巻はハイペースですね。
私は観ていないドラマの分はジィっと我慢しておりますだ(涙)
>が、金庸作品の刺激に慣れてしまうと
>いかにも展開が間延びしてるように思えて、どうもいけません。
めちゃ展開はやいですもんねえ~。せっかちな人が多い中国の人向けだからかな?
by 阿銀 (2008-10-24 14:15)