訃報 名カメラマン 池兄さん、逝く… [雑記]
兄のように慕っていた友人が、肺ガンで逝きました…。
中国のカメラマンである池小寧氏。
ドラマ「喬家大院」が遺作です。
http://ent.sina.com.cn/f/v/chixiaoning/index.shtml
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070723-00000021-rcdc-ent.view-000
日本で活動していた彼が97年に中国へ行ってからは、ほとんど連絡はしていなかったのですが、彼の活躍を画面を通して観ていました。
池氏と出会ったのは87年頃でしょうか、まだガキんちょだった私は食事をしながら中国のこと、映画撮影のことなど色々と教わったものです。
その後、チャン・イーモウ監督の「秋菊の物語」や「遥か西夏へ」などの撮影秘話を話してくれたりとおもしろ話をしてくれた兄貴でした。
特に私の友人(中国人)が、30代で悲惨な死を遂げ、私自身かなり心身共にボロボロだった時、彼が一生懸命慰めてくれたことが一番の思い出でしょうか。3時間以上、泣きじゃくる私をなだめてくれました。
その彼も52歳という若さで逝ってしまうとは。
本当に残念でなりません。もっともっと彼の撮影するドラマを観たかった!
池兄さん、安らかにお眠りください…
池さんのドラマ作品の中で一番好きな「漢武大帝」
映画では秋菊の物語が一番!この撮影地を教えてもらって、近くまで行ったこともあります
2007-07-24 16:41
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コメント(6)
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才能のある人なのに、とても惜しいことですね。
阿銀さんのお友達だそうで・・・・。
お悔やみ申し上げます。
彼の遺品である「喬家大院」には、蒋勤勤が出演していたのですね。
「漢武大帝」や「秋菊の物語」は、存じ上げませんが、
是非、観てみたいです。
by D (2007-07-24 22:08)
D姐、
ありがとうございます。
>彼の遺品である「喬家大院」には、蒋勤勤が出演していたのですね。
はい、↓の6月の会見でも彼を心配するコメントをしています。
http://ent.sina.com.cn/v/m/bn/2007-06-09/185214205.shtml
「秋菊の物語」は普通の撮影と違って、ロケが普通の街中を隠し撮りしているシーンがありますので、おもしろいですよ~。
by 阿銀 (2007-07-25 08:35)
お友達を亡くした経験は無いですけど、大切な人を亡くす悲しみは痛いほどわかります。。
私、最近になって思うようになったんですが、早くに天国に行かれる人は中身の濃い人生を送られたんやなと思うようになりました。
きっと阿銀さんの慕われていたお友達もそうなんでしょうね。。
長生きするにこした事はないですけど、人それぞれ寿命には逆らえないと私は思うので、一日一日を大切にすごすという、当たり前な事を教えてもらったような気がします。
大切な人を亡くすとは半端ない辛さですけど、残された人には
忘れがちな当たり前の大切な事を教えてくださいますよね。
これは私の経験ですけど。。
なんか何を書きたかったのか分からなくなってしまいました・・すいません。。
それからきっと憔悴されてると思いますので、病は気からですから、
体に気をつけてくださいね☆
by くみ (2007-07-25 22:20)
くみさん、
>早くに天国に行かれる人は中身の濃い人生を送られたんやなと思うようになりました。
そうですね、いき急ぐというか、太く短くというか…。
彼は作品をこの世に残しているので、そういった意味ではうらやましいですね…。
>人それぞれ寿命には逆らえないと私は思うので、一日一日を大切にすごすという、
本当に!せっかく与えれた命、時間、大切に使わないといけないですね。
>それからきっと憔悴されてると思いますので、病は気からですから、
体に気をつけてくださいね☆
お気遣いありがとう~。この知らせを聞いたのは何日も前でしたので、今はもう落ち着きました。
by 阿銀 (2007-07-25 23:39)
日にちが経ってしまっていますが、阿銀さんの言葉を読んで書きたくなりました。同じ映像のキャメラマンとして、最後まで付き合ったいた日本人の一人です。一番親しい友人でもありました。
2年前の今頃、中国で池さんが末期ガンだとインターネットで出され、日本側で大騒ぎしました。その年の東京国際映画祭で偶然に会うことができて、夕食を共にしました。その時は、正直ほっとしました。
今年の、2月に病院に見舞いにいった時は、ガンと闘っている彼に逆に勇気づけられましたが、この時が最後になってしまいました。
とにかく、彼は自分のことより人の事を心配して、世話をすることがほとんどでした。
日本での通夜に参列しましたが、皆で話したのは彼の真面目で誠実な人柄ばかりでした。
7月中は、私も落ち込んできつい日々でした。
今は、次に進まなければ彼に笑われてしまうとがんばっています。
by yasu (2007-08-03 00:52)
yasuさん、
そうでしたか、池さんと最後まで一緒に仕事をなさっていたんですね、その方に書き込みいただき、嬉しいです。
日本で治療をしていることも知らなかった私は、本当にビックリしました。
>とにかく、彼は自分のことより人の事を心配して、世話をすることがほとんどでした。
そうですね!!思い出すのは池さんの若い頃のことばかりですが、留学生だった頃の彼もよく人の世話をしていました。
だからでしょうか、他の人へは言えないようなことも池さんには安心して相談できたんですよね…。
その頃中国を舞台にした脚本を書き始めていたんですが(お恥ずかしいのですが)池さんから、脚本より先に小説を書いた方がいい、できたら見せてと言われたこともありました。
完成したら、読んでもらおうと思いながら、仕事が忙しく月日が経ち…。
>今は、次に進まなければ彼に笑われてしまうとがんばっています。
yasuさん、これからもよい作品をバンバン撮り続けてくださいね!新作を撮りましたらぜひ教えてください!
by 阿銀 (2007-08-03 01:36)